社会への影響

仕事を取り巻く環境の変革

Indeed は、誰もが経済的に安定し、キャリアアップの機会がある質の高い仕事が見つけられるように、仕事を取り巻く環境の変革を目指しています 

社会的影響に関する Indeed の取り組みでは、Indeed のミッションとグローバルESGの取り組みをさらに発展させ、採用におけるバイアスや障壁を取り除き、誰もが質の高い仕事やキャリアアップの機会に確実にアクセスできるよう取り組んでいます。 

エプロンを着てiPadを持ちカメラを見つめる男性作業員

就業の障壁

就業の障壁は、ほとんどが候補者のスキルや職務を遂行する能力とは無関係です。

オフィス環境で1つのパソコン画面を見ている、南アジア系の2人の同僚

採用におけるバイアスと障壁は、求人検索前後や求人検索中にも悪影響を及ぼす可能性があり、仕事を見つけ、安定して働き続けることを難しくしています。2022年に Indeed は、就業の障壁に対応する4つの戦略的な重点分野を特定し、取り組みを推進しました。 

この取り組みは今も進行中です。Indeed のプラットフォームでは、求職者に属性データを提供する機会を与えることで、障壁に直面する求職者に大きな影響をもたらし、採用活動をよりインクルーシブにするために、重点的に取り組むべき分野を理解できるようにしています。

 

学歴や資格などを持っていないことが原因で、その仕事のスキルを持つ求職者が採用に至らないことがよくあります。また、就職が有利になるような研修が必要な求職者が、実際にどのようなスキルが必要で、どのような研修を受けるべきかわからない、という状況があります。

スキルに基づく採用プロセスを重視することは、学歴や職歴、経歴などの要因にかかわらず、仕事をこなすのに必要なスキルを持つ人材を見つけることを意味します。スキルに基づく採用プロセスは、採用企業が労働力の変化に対応し、人材確保が難しい職種の候補者を獲得し、人材プールを拡張し、採用後の実務で成功する人材を増やすのに役立つ場合があります。

障害のある求職者が仕事を見つけるには、さらに障壁が増えたり、仕事上でもアクセシビリティの配慮が必要になることがあります。 

Indeed は、人間の潜在能力を信じ、障害のある人が就業する際の障壁を取り除けるよう務めています。プラットフォームを利用するすべての人がアクセスしやすい環境づくりに取りくむ上で、 Indeed はこうした考え方を大切にしています。

厳しい労働市場では、すべての候補者に公平な機会を与えることがメリットであると考える企業が増えています。過去に服役した経験があるなど、犯罪歴のある求職者は通常よりも困難に直面することが多く、適切な求人を見つけるのが特に難しくなる場合があります。

Indeed は、公平な採用プロセスを実施する企業であることを大切に考えており、犯罪歴のある人のための就業機会の改善に積極的に取り組んでいます。

就業に必要となるデジタル機器や通勤手段などを得るための支援がなければ、仕事を見つけ、維持するのが難しくなります。 

Indeed のEssentials to Workプログラムは、最も支援を必要としている求職者にIT機器、交通手段、犯罪歴の抹消サービスへのアクセスなど、重要なリソースを提供します

Indeed のSocial Impactチームの取り組み

Indeed におけるESGの取り組みの一環として、障壁に直面する累計3000万人の求職者の就業サポートを2030年までに実現するという目標に注力しています。これは、私たちの力だけでは達成できません。世界各国および地域社会のパートナーと協力し、戦略的な優先事項を設定し、Indeed のプラットフォームとサービスを運用する方法を定めています。また、障壁に直面する人が採用の前後や求職中に必要なサポートを受けられるように、直接支援するパートナーシップにも投資しています。

話し合いをしているヒジャブを着けた女性と、Indeed のシャツを着た人

パートナーが最善を尽くして提供するサポートと、Indeed のテクノロジー、データ、分析情報、そして採用企業のネットワークへのアクセスを組み合わせることで、「We help people get jobs.」のミッションをすべての人のために推進しています。

ケーススタディ

公平な採用プロセスに関する戦略的な重点分野の一環として、以下を実施しました。

過去に刑事司法制度による処分を受けた人は、自分を採用してくれる企業を見極めるのが難しいという声を、パートナー団体から直接聞きました。

こうした意見に基づき、過去に刑事司法制度による関与を受けた人の受け入れに積極的な採用企業を探しやすくするために、「Fair Chance」の絞り込み条件を導入しました。 

犯罪歴を抹消する資格がある人の多くは、そのためのリソースを持っていないことが分かりました。

そのため、Indeed のEssentials to Workプログラムを通して、全米で犯罪記録の抹消サービスに投資しました。

バイアスと障壁を取り除くためには、採用企業が重要な役割を果たすことが分かっています。

Indeed のプラットフォームを使用し、公平な採用プロセスのベストプラクティスについて採用企業を教育するほか、Second Chance Business Coalitionのようなネットワークに加盟し、取り組みを行う採用企業と強固なつながりを築きました。 

Indeed のパートナー

GoodWill logo
Center for Employment Opportunities logo
Shaw Trust logo
Pole Emploi logo
Pratham logo
Checkr.org logo
Texas Fair Defense Project logo

従業員エンゲージメント

Indeed では、情熱を持って問題に取り組むとともに、私たちが生活し、働く場所でもある地域社会に恩返しするよう従業員に推奨しています。

Good Deeds

2023年に Indeed 従業員は、従業員向けのボランティアとマッチング寄付のプラットフォームであるGood Deedsを通して、世界各国のコミュニティで1,800を超える団体を個別にサポートし、100万米ドル以上を寄付し、ボランティア活動で6,700時間以上の奉仕を行いました。

水のボトルをリサイクルする白人女性

Job Squad

Job Squadは、地域社会の求職者をサポートし、仕事探しを支援する、Indeed 従業員向けのボランティアプログラムです。Indeed は、良い影響を促進する団体と提携し、Indeed 従業員が各自の地域社会で変化をもたらすよう推奨しています。

Indeed のイベントで会話を楽しむ2人